塾長のブログ

どうして中学受験するの?

最近、スタッフから中学受験のことで相談を受けました。
「地元の公立中学が荒れているから、操山中を受ける・岡大附属中を受ける・後楽館を受ける・・・」

今まで、数多くいろんな方々から伺ってきた話です。確かに親御さんのお気持ち、子供の考えること、理解できます。良い環境へ身を置くことで、好ましいスクールライフを満喫できる、その通りですね。
しかし、ここでスタッフに話したのが、「操山中(附中・後楽館)のすぐ近くに住んでいたら、どう考えるだろう?」
“現実逃避型”の環境転換は、何かにつけて上手く行かないと聞きます。例えば、転職を繰り返す社会人。自分の非を棚に上げて、周りのせいにして次の職場へ期待を持って変わっても、所詮己の中に問題は潜むのだから、またしても不満を感じ始め、次の職場探し・・・。その繰り返し。

荒れた学校の中で、周りに流されず学校生活を営んで行ける子に育ててきたか?ここだと思います。問題は周りにはない、あるとすれば己の中にある。このような考え方で、あるべきだと考えます。
しかし、既に周りに流されやすい子に育っているのであれば、中学校生活での友人関係に留意することが肝要です。部活・習い事などを通して、周りの環境を整えるなど、子供任せにしないことです。良好な友人関係が築ければ、まずは良しとしましょう。学業は、その次です。
ただ、情勢は日々変化して行きます。絶えず見守る意識が必要です。
一見大変そうですが、実は、ここは親としてサボってはいけない部分だと思います。子供の友達の名前を何人言えますか?特にお父さん。
普段の食事の際、一緒に食べる機会があれば、
「〇〇ちゃんは、どうしてるの? 今、誰と仲良くしてるの?」
「あの子、最近付き合ってない。今は、△△さんと仲良くしてる」
こういった会話が自然に出てくる家庭は、子供はグレません。学業も、大きな下降線をたどることもありません。無難な成績を維持できるでしょう。
この前まで仲の良かった友人たちよりも早く家を出て、長い時間をかけて、わざわざ遠くの学校へ行かなくても、誘い合って楽しく登校する姿の方が健全なように私は思います。

ただ、「自分のやりたいこと、例えば部活などが、地元の中学校にはない」など、ステップアップを望む動機であれば、受験は大いに結構だと思います。
「中高一貫校で、伸び伸び6年間過ごさせたい、大学はもっと先に考える」・・・このようなお考えもアリだと思います。
目的・目標を持っての受験は、いいと思います。現実逃避でなければ。

子供の将来を案じての選択で、悩み迷われることも多かろうと思いますが、先輩たちがどのように考え取り組んで来てどうなったか、塾にはたくさんの経験値・情報があります。単独で悩み迷われるようなことがないよう、いつでもお気軽に何でもおたずね下さいね。

(文責:虫明)

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