ちょっとした意識変化の話です。
「わからない」と「疑問に思った」、どちらの言葉が好感が持てますか?
おそらく、
「わからない」・・・消極的
「疑問に思った」・・・積極的
という印象に捉えられることが多いのではないでしょうか。
少なくとも私は上記のように思います。
お問い合わせ時や入塾面談時によく出てくる「ウチの子、質問できなくて」
という話は、この意識改革でどうとでもできるのではないでしょうか。
できれば、苦手意識や反発心が強く芽生える前に植えつけておきたいことですが。
「やばい、わからない」と思うのではなく、同じ事象でも
「何で答えが出ないのか疑問に思った」と思うだけで、
それを解決させるための質問に、前向きさが出てきます。
前向きに勉強や質問ができる子は伸びます。
もっと根本的に、「悪い」と思うからそれを隠そうとするのであって、
「悪い」と思わなければ、隠す必要がないんですよね。
何でもかんでも安易に…という姿勢は考え物ですが、わからないことを恥じて
隠そうとして、結果自分が損しちゃうような勉強時間の使い方をせず、
自信を持って「ここを解決させたいんです!」と出せるような
生徒が増えて、教室全体が勉強に対して前向きな空気をもてるようになるのが
夢です。先生も生徒も一緒になって、皆で実現させたいですね。
(文責:植田)