南輝教室長のブログ

「格好つけたい」は恰好のモチベーション

中学1年生のIくん。気ムラが激しく、やるときには受験生よりも集中するけれど
やらないときには他の子に説明している先生のところに来て「オレにも構って」。
ただ、憎めないキャラクターのため、女子の先輩たちにはよく可愛がられて(イジられて?)います。

今日もそんな一幕がありました。が、そこでふと気づいた行動が。

「できることをしないサボりは許さん!」と、授業後に残ってペナルティの計算トレーニングを
することになったIくんに、「私が時間をはかってあげる!」と、じゃんけんまでして
監督を買って出てくれた中3のTちゃん、さらに「丸付けもしてあげるよ!」と、
至れり尽くせり。…Iくんは少々引きつっていましたが…(笑)

そこで、こんなやり取りを耳にすることに。
「丸付けしてあげる!」
「やだ!」
「なんで!してあげるったら~」
「だって、字がチャラだから…」
他の子が、「なら、ちゃんと書けばよかったのにー」「恥ずかしがるなよ~」と
声をかけていましたが、頑なに見せようとしないIくん。

後から、「そんなに嫌だったん?」と聞いたら、
「だって、字が綺麗なのはオレの特技だから、それができてないのは恥ずかしい」
と。

ピーン!ときましたね。
「どんな成績の子でも、得意だと思うことがある」
当たり前の心理ですが、これ、協同学習にも言えるんじゃないのかな?と。

大人相手だと、「どうせ敵わない」と思うから、格好つけない(=頑張らない)
…ちょっと寂しいことですが。
同じ目線の子供相手だと、「自分の方ができるはず」と思うことがあるから、
そこで格好つける(=頑張ろうとする)

これ、学習モチベーションにつなげていけば、やる気を引き出す一端になりそうですよね。
今後も、子供たちの「僕・わたし、このくらいならできるし」というポイントを、よぉーく
観察して、引き出していきたいと思います。

(文責:植田)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください