「この問題、わかった!」という言葉、聞くと嬉しい言葉です。
さらに言えば、「この問題、できた!」と聞けたら、
もっと嬉しくなります。
この、「わかる」と「できる」の差が、子供たちにとっては
自ら判断しにくく、どうしても認識が甘くなってしまうようで、
最後のツメでつまずくことが多いようです。
「わかる」の状態で終わってしまって、「できる」ところまで
いかず、テストで涙を飲んだ子。
ちょうど学年末テストの直しをしている子が多く、そういうミスを
発見しては「どうしていたらできてたんだろうね。考えてみよう」
と声をかけているところです。
人によって、「できる」のタイミングは異なり、なかなか
こちらも見極めが難しいところです。
1回でできるようになる子もいれば、10回繰り返しても間違える子
ひとつできることが増えたと思ったら別のひとつを忘れてしまう子…
「どうしてそうなった??」と思うこともありますが、
私たちも、頑張ろうとしている本人も必死です。
諦めないように、折れないように。
今は、春休みに向けて一直線、とてものんびりした期間です。が、
その間に「わかる」を「できる」に変えられるよう、そのラインが
自分で見極められるよう、学年末テストの結果を見ながら、特訓の
メニューを考える日々です。
(文責:植田)