南輝教室長のブログ

頭をつかう子にするには

育児書などでよくある言葉ですが
「~~しなさい」はダメよ、と言いますね。

なぜでしょう?

唐突ですが、普段子供たちの学習姿勢を見ていて、
子供たちには「頭をつかうこと」を覚えて欲しいと思います。

「~~しなさい」は、その、頭をつかうきっかけを
奪う言葉のひとつです。

ふと最近考えることがあったのですが、
「~~して」と言われてきて、それに対して疑問を持たず
素直に話を聞いてきた子って、初めての経験を怖がる傾向が
あるのでは?
かくいう私自身がその筆頭です。

周りからもよく「石橋を叩いて渡らない」と笑われるくらい
慎重な…怖がりなところがあります。
「どうしていいかわからない」から、できるだけ
想定したい=石橋を叩く になってしまいます。

ただ、私は幼少期「~~しなさい」と、母親から言われた
ことはあまり多くありません。むしろ、すごくドンくさい
子だったので、小学校に入ってからはよく言われていました。

まさかまさかの、小学校1年生の遠足で迷子になったり
2年生の頃にはランドセルを忘れたまま学校に行ったり
名前を書き忘れてテストで0点なんてのも…
子供たちに話しても「ウソだあ!」と言われるようなことを
よくやらかしてました…(^^;)

閑話休題。

ただ、言われると安心なんですよね、「そうすればいいんだ」って。

言われて安心=言われたことをする
 =言われないことはしちゃ駄目と思い始める

こんな思考回路になっていたと、今ならわかる気がします。

逆に、「この人頭の回転が早いな」「考えが深いな」と
感じる人は、そういうことを言われない(言わせない?)で
過ごして来たように思います。
子供たちを見ててもそう。

ちょっとしたことでも「どうしたらいい?」と聞いてくる子、
ボーっとしたり魂が口から抜けかけている子、
余所事をしている子や他人に迷惑な言動をとる子、
色々な子がいます。
聞くことで安心したかったり、今何をすべきか考えていないことから
起こることがほとんどです。

でも、きっかけがあれば頭を使うし、そうできる子が大多数。
じゃあ、大人のやってあげることは、
「そのきっかけを作ってあげること」ですね。
そのきっかけって、「~~しなさい」じゃなくて、
「どうすればいい?」だと思うんです。

そして、安易に「わからん」で済ませないように、
じっくり彼らの言葉を聞いてみる。

それから、「どうなりたい、どうしたいと思う?」
「どうすればこの状況を打破できるんだろうね」
と考える。

先生である以上、学習指導での関わりが主になってきますが
学習指導を通して、子供たちが「考えて、動ける」人に
なれる応援をしていくつもりです。

まずは、私自身「指示されたら安心」からの卒業を。
そして、「先生だって前はねぇ」と、彼らに語れるだけの自信を。

そうして、子供たちの少し先をいきつつ、一緒に
「主体的な人間」になっていく努力を重ねていきたいと思います。

(文責:植田)

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