中1の頃にはすでに「○○高校に行きたい!」と決めていて
中3になった今もその目標が変わっていないTちゃん。
今日は「先生、まだどこの私立高校を受けようか
決めてないんよなぁ…どこがいい?」と、相談を
受けました。
行きたい学校については早くから調べたり聞いたりして
色々なことを知っていたのですが、他の高校はどんな科が
あるのかすら知らないとのこと。
「どうせなら、やりたいことができる学校がいいよなぁ」
とか
「近くの学校でいいやー」
などの発言が、このTちゃん以外にも聞きます。
考え方のひとつとしてはそれもアリでしょう。
他にも、「働きたい職場への就職率がいい学校」
「大学進学率がいい学校」なんてのもアリでしょう。
今まで聞いた話だと、
「友達がたくさん行くから楽しい高校生活になりそう」
「制服がかわいいから」なんてのもありました。
これに対して、色々アドバイスはします。
が、一番は「進学して後悔しないこと」を一番に考えて
欲しいと思います。
入ったあと、楽しいことばかりだけではありません。
これは高校受験だろうが大学受験だろうが、就職でも同じ。
その時に、「自分が考えて選んだ場だ、頑張ろう!」と
思って欲しいのです。
不本意に来たから、いやなことがあったらすぐ辞めるなんて
ことにはして欲しくないのです。
そのために情報集めは必要だろうし、考えることも必要です。
私は楽観的だったので、「ま、こんな感じだろうなぁ~、
大変だけど、できるところまではやってみよう」
なんて軽く考えて乗り切ってきた部分もありますが…(^^;)
でも、これまで選んできたことで「これを選ばなきゃよかった」
と思ったことはありません。失敗もたくさんして来た私でも
他の人に誇れる、自慢できることです。
私の真似をして楽観的過ぎるのも考えものですが
必ず自分の選んだ選択肢を「正解」にすること。
それを受験生には意識して欲しいと思います。
色々な考え方があることを伝え、その中でどれを選ぼうか、
見て・聞いて・考えて、プラスになる選択をして欲しいですね。
(文責:植田)