今日の授業中
「先生、消しゴムわすれた」と小さな声で、助けを求めてきたYちゃん。
なかなか言い出せなくて、勇気を出して声をかけてくれたんだと思います。
すぐに、貸し出し用の消しゴムを手渡してあげたい気持ちをぐっと我慢して、
「消しゴムを忘れたから、どうしたいの?」と聞きました。
するとYちゃん
「消しゴムを忘れたので、貸してください。」とちゃんと言えました。
自分の気持ちをきちんと相手に伝えることも、立派な勉強です。
正しく相手に伝える力をつけることで、相手を理解する力もついてきます。
普段の会話のなかからも学ぶことってたくさんありますね。
帰りがけには、自分から
「ありがとうございました。」と消しゴムを返してくれたYちゃんです。
「どういたしまして」と気持ちよく笑顔で受け取ることができました。
(文責:若林)