「思春期部」へ入部

たいていの家庭で見られる親子喧嘩
保護者が、わが子の生活態度を見兼ねて注意・説教
それに反発する子

大人目線での正当論と子ども目線での目の前の現実論
相容れられないのは当たり前

保護者は、先々まで経験済みで、将来のことを案じて注意する
一方、子どもは将来のことなど知る由もなく、案じる訳もなく
目の前の現実だけを見て毎日を送る

ここで考えてみたいのが、中学校から始まる部活動
部活の練習内容には、保護者はあまり口出ししないと思います
しかし、同時に子どもは「思春期」という名の部活にも入部すると思うのはどうでしょう?

その部活には、部員は山ほどいるのに、顧問の先生がおらず、野放し状態
なので、保護者は心配になり、家で干渉してしまう
それもネガティブに

保護者の気持ちは、痛いほどわかります
こちらの思うような生活態度であって欲しい
言うことを聞いて欲しい・・・

しかし、思春期部の部員は、一向にお構いなし
なぜなら、将来のことなど、見えていないし気にならないし…

そこで、衝突・親子喧嘩が起こる

では、放っておいたらどうなるか?
おそらく、悪化していくでしょう

では、どうしたらいいのか?

まず「知ってあげること」からです
お子さんの友だちの名前を何人言えますか?
一番仲良しの子の得意教科って知ってますか?
今、その子と一番ハマっている遊びは何ですか?

知ってしまうと、余計に腹が立つかも知れません
そこで考えて欲しいのが、思春期部の目的

思春期部の目的は、第2反抗期の仕上げです

仕上げ、それは、大人への準備です
自主自律、自立する過程です
親離れしていく時期でもあります
生涯、保護者に頼っていては、社会的に大きな障害となります

いかがでしたか?

思春期に入部した子どもは、大人になるための準備をしていると思えばいい
背伸びしてみようと色気づいてみたり、少々危なっかしいことをしてみたり・・・
でも、それらは全て大人になるための準備なんです
いい意味で、親離れする準備なんです

それを、横から注意・指図ばかりしていたら、どんなことになるか
大人の準備・親離れのジャマをしていることになりませんか?

もっと、知ってあげましょう
そして、認めてあげましょう

子どもは、一生懸命生きてます
先のことがわからず、知らず、考えず
とにかく、毎日を一生懸命生きてます

知ってあげましょう
話を聞いてあげましょう
認めてあげましょう
元気づけて、勇気づけてあげましょう

こういう関わりになれば、正常な自主自律を経て、大人へ向けて自立を遂げていくと思います

難しく感じたり、壁にぶつかったら、いつでも塾までご連絡ください
過去、いっぱいいろんな家庭を見てきました
経験値があります
なんだったら、似たケースの子が、その後どうなったか、ご紹介できるかも知れません

いつでもお声かけください

困っているなら、お気軽にどうぞ
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