弱みを認めてあげることの大切さ

人間誰しも、強みがあれば弱みもあります

でも、塾でよくあるのが、弱点克服の特訓
弱みを鍛える行為ですね

子どもからすると、そういう講師は、あまり得意でなく好きになりにくい対象

そこを、講師は上手く演じないといけない
難しいことです

では、どうすればいいのか?

子どもは、苦手な中にも、評価に値することを持っています

やりたくないのに頑張ってやろうとする
忍耐行為ですね

間違えたこと・わからなかったことを、自分から質問する
問題解決行為ですね


一方、注意しないといけないことも…

言うことを聞かない
約束を守らない


そこを一方的に責めていては、イヤな講師確定です

もともと、弱みを克服する訳ですから、そこを責められていては続かない

継続は力なり
根治には時間がかかる

わかっていても、できない

そこで重要になってくるのが、わかったら行動に移すこと

どうして、言うことを聞かないのか?
自分の言い分・考えがあるから

どうして約束を守らないのか?
自分の言い分・考えがあるから

じゃあ、その言い分・考えを聞いてあげればいい

一方的に従わそうとするのは、やってはダメなこと

聞いてもらえるから、最後まで話す訳で、途中でキャッチボールをやめて説教しだすと練習にならない

最後まで聞いてあげて、そこから次に進む一歩を見つければいい

それが、どうしても難しければ、他のスタッフに相談を持ちかければいい
きっと、何か突破口になるヒントがもらえるはず
ヒントがもらえたら、その子に落とし込んで具体的に考える

そうやって、子どものことをわかってあげようと一生懸命になる姿に、子どもは気づき心を開くようになる

地味ですが、今流行りのChatGPTなどにたずねて、簡単に解決しようとしても、それは子どもには伝わらない
「どうせ、どっかで聞いた話でしょ」と

一人の子どもに、真剣に向き合い最大努力をすることで、こっちを向いてくれるきっかけになる

そういう話を昨夜、スタッフに話しました