教育の中にも、ディールがある

昨日、南輝の教室長から聞いた話をシェアします

塾で計画立てて学習を進めているのですが、中学生のある子の学習進度に遅れが生じており、昨日がその調整期限だったのです

予定通り進んでいない子は、期限日に居残りし補習する訳ですが、その子はあいにく部活の関係で、早く帰らないといけない状況でした

そこで、教室長と子どもとのやりとりで
子ども「部活の関係で早く帰らないといけない」
教室長「遅れているのが、前からわかっていたのに、カバーしてなかったツケがまわってきたのだから、今日は予定まで済ませて帰らせたい」
という応酬があったようです

結局、教室長が押しきり居残りさせたようです
子どもは、納得のいかない状態で帰宅し、家の人にもグチったようです

教室長から
「ちょっと強引だったかも知れない…」とひと言

確かに、お互いが納得の上で進めた方が賢明だったかも知れません
「今日が期限で、やってなかったのだから、本当は何時になっても、今日はやって帰るべきだけど、どうしても都合が悪いのなら、これをどこで挽回するか、決めて今日は終わりにしよう」
と持ちかけていたら、違った展開になっていたかも知れません

思春期の子が自我を確立する時期に、個を尊重してあげる考え方が必要だったかも知れません

こうやって考えると、異業種と同じで、教育にも駆け引きの必要な場面もあると改めて思いました

「お問合せ」はこちら → https://g-koubou.jp/contact/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です