低学年から見守る、思春期への準備

「将来の思春期がちょっと心配…」という気持ち、すごくよくわかります。
今は大きなランドセルを背負って無邪気に笑う我が子が、急に無口になったり、反抗したり…想像するだけで胸がざわつきますよね。
私も塾の先生として、思春期について保護者さんからたくさんの不安や悩みを聞ききます。
でも、そんな不安を抱えるお母さんたちにこそお伝えしたいのが、低学年の今から築ける「信頼の土台」が、思春期をサポートする大きな宝物になるということです。

うちにも低学年のうちから一緒に勉強している子たちがいます。最初はなかなか机に向かう気分になれないなんてこともありましたが、だんだん笑顔で教室に来ることが増え、今では「先生!今日学校でこんなことあったんよ!」と目を輝かせて話してくれるようになりました。
困ったことがあっても、うれしかった出来事でも、ここで話してくれる。良いことだけでなく、マイナスなこともこっそり子供から教えてくれたときは、「よっしゃ!」と内心うれしい瞬間です。

勉強を「塾で済ませる」のが日常になっているのも、とてもうれしいです。
宿題を嫌がらずに取り組む習慣ができることで(もちろん、宿題がたくさん出ちゃった日は、うへえ~(^^;)と一緒に愚痴を言いあいながらなんとか頑張ってます(笑))、塾が終わったら「遊びに行く!」とか、「この後〇〇食べるんだ♪」とお家では楽しい時間だけに集中できます。お家で勉強をめぐって親子バトルになるのは、子供もお母さんもしんどいですもんね。お家でのイライラを減らすことで、リラックスした状態で親子のコミュニケーションもしやしくなります。

そして何より、学校で起きた小さなトラブルや、友達関係のモヤモヤも、ポロっと話してくれるようになるんです。
思春期は、親子でぶつかりやすい時期。
でも、低学年の今から「困ったときは話しても大丈夫」という安心感を育てておけば、子供は心の扉を閉ざしにくくなります。
私も何人か、そんな子たちを見守ってきました。
中学生や高校生になっても「先生…ちょっと」と悩みを相談してくれる子がいるんです。
塾も「ただの勉強の場」ではなく「安心して話せる場所」にできるよう、私もがんばっていきますので、子供が「誰かに頼っていいんだ」と思える土台を一緒に作っていきましょう。