今日の勉強会を通して、思ったところを記します
毎日学習指導にあたっていて、最も大切なこととは何か?
成績を上げること
悩みを聞いてあげること
わかるまで教えてあげること
どれも大切なことですが、気をつけないといけないのは、いずれも「目的」としてはいけないということです
「結果」として起こる現象であるべきです
結果、成績が上がった
結果、悩みが解消した
結果、わかるようになった
では、目的とすべき大切なこととは何か?
学問の本質に迫る話ですが、「己を高めること」ですね
では、自らを高めるとは?
知識・思慮・人格など、より厚みをつけることですね
少し抽象的になってきたので、具体的に記します
まず、知識をつけるためには、理解が先か修得が先か
これは、以前のカキコでも書いたように、ニワトリか卵のようなもので、どちらでもいいかと思いますが、当塾では修得が先だと思っています
実際、そのような指導手順で授業を行っています
「あぁ、だからこうだったんだ」となるように
次に、悩みが解消するためにあるべきことは、日頃から悩みを共有できる信頼関係を築くことですよね
学業を通して生じる悩み・不安・疑問を、当たり前のように一緒に授業内外で共有・解決していくこと
最後に、わかるようになるには、上述したのと重なりますが、ニワトリか卵か、どちらでもよく、当塾では「できる」ことを先に優先します
「学ぶ」とは「まねぶ」ことであり、まずは真似をすることから入り、自主トレで反復を繰り返し、私たちとのやりとりの中で得る肉付けを介して理解が徐々に深まっていき、「あぁ、だからこうなるんだ」とか、「あぁ、だからこうだったんだ」と気付いたとき知識は深まります
長々と記しましたが、指導の本質をしっかり理解・修得して授業にあたるよう話した勉強会でした