子どもが思春期(第2反抗期)に入ると、家庭内でよく起こる現象
それは、保護者の考えと子どもの行動とがかみ合わないこと
保護者は経験済みなので、先を案じて、子どものやっていることに口をはさみ、苦言・注意・説教・・・
子どもは、目先のことしか見えていない(見ようとしない)ので、保護者の言うことなど、聞く耳持たず・・・
そして、ギクシャクする雰囲気・環境が出来上がってしまう
こんなケースを、四半世紀見てきたし、今でも起こっています
塾なので、教科知識だけ教えていればいいのかも知れませんが、塾だけでいい子をしていても、家で荒れていては保護者は面白くない
そこで、いろんな悩み・相談を受けてきました
今でも、相談を受けています
そこでやってきたのが、ルールづくりです
調停といえば言い過ぎですが、私たちが仲介者となって、双方の言い分を聞き、落としどころを見つけて、毎日が円満に進むよう関わっていくことが、大事な仕事のように思います
理想的なのは、勉強は塾で、家では保護者は学業面では口出しをしないこと
その日の勉強は塾で済ませて、家では勉強しなくてOKという環境を作ることができれば最高ですね
当塾は、定額で通い放題なので、その日の勉強を済ませられるように、子どもたちが登塾してくるのを毎日待っています
「今日の勉強、全部済ませにおいでよ」と言い続けてます
「家では、保護者も子どもも、今日の仕事(work=study)は済ませたので、ゆっくり好きなこと、コミュニケーションを」
という環境を実現することが、当塾の最優先の課題だと思っています
その悩み・相談を聞き出すのが、まだまだ下手なので、勉強会で教室長をトレーニングしているところです
話もどって、ルール決めってどんな内容か、ですが
保護者はwork、子どもはstudy、いずれも英語ではworkといいます
その日、外でやってきたworkを、家に持って帰る保護者もいますが、キホン家族の集う場所は、憩いの場でありたいですよね
これは、考え方がいろいろある話かと思いますが、当塾では、workを家庭に持ち込まない方向へ関わることで、上手くいったことが多いので、そちらを採用してきました
そこで、家庭が憩いの場となるようなルールですが、
①保護者・子ども共に、お互いのworkに直接は関与しない
⓶子どものworkに不満がある場合、子どもに言うのではなく、塾へ申し出る
③①のルールを破った場合、ペナルティを科す
(例)1か月子どもの小遣い減額・1か月保護者の趣味制限・・・など
このようなルール決めをすることで、ゲーム感覚で難局を乗り切ってどうでしょうか?
それも、私たち仲介者の関与を伴って
いかがですか?
今、二人の教室長がコミュニケーションを勉強しているところなので、不安・悩みの相談を持ちかけてやってください
お待ちしております