私立高校入試まであと10日ほどとなりました。
ほとんどの子が本命とする県立高校入試はもう少し先ですが、
それでももう特別入試まで一か月を切っています。
この時期になると決まって思い出す子がいます。
中3の女の子で、とても不安が強く、
成績も人物像も申し分ない状態だったにもかかわらず
冬休み明けの模試の結果のA判定が信じられないと
何度も落ち込んで涙を流していました。
冬休みが明けてからは、学力面で新しく身に付けることはほぼありません。
(数学の三平方の定理くらい?)
今まで学習してきた内容を徹底して思い出せる・使える状態にするだけです。
学力面よりも、学習に集中できるメンタルをいかに整えるか。
そういう時期になります。不必要なノイズに振り回されないよう、
自分のやっていることに自信を持つことがとても大事な時期です。
この時期に不安だと何度も泣いている彼女をどうにか安心させられないか、
色々な言葉をかけてきましたが、あまりスッキリした表情にはならず…。
今改めて思い返してみると、人生初の受験に不安になるのは当然。
励ましの言葉が、不安になっている自分を否定する言葉になっていたのかもしれません。
「頑張って!」の声援に「もう頑張ってるのに!」と感じるマラソンランナーだったのかもしれません。
不安は劣等ではなく、本気で頑張ってきたからこその気持ちの動きです。
今までしっかり頑張ってきた子は、自分を追い詰めるような頑張り方ではなく、
いつも通りの自分でいいんだ、いえいえ、いつも通りの自分「が」いいんだ、と思える関わりをしてあげたいですね。