思春期突入×中学生ワーク…『答えを写す』と言いだした子と一緒に考えたこと

春から中学生になる6年生。
最近、学校から出されている「中学生準備ワーク」の量に、みんな少しずつ焦り始めています。
小学生のときは毎日少しずつ宿題が出ていたのに、中学は「〇月〇日までに~ページまで提出」みたいなまとまった量がドンッと来る。
そのギャップに戸惑う子は本当に多いです。
この子もその一人でした。

冬休み中、計画がうまくいかず、
「もうどうでもいい」「やりたくない」「答え写す!」と投げやりモードに。
塾に来てもイライラが隠せず、焦るだけで鉛筆を持つ手もなかなか動きません。
思春期も入ってきて、家ではお母さんの言うこともなかなか素直に聞けなくなってきていました。

私も正直「ちゃんとやりなさい!」と言いたくなる瞬間は何度もありました。
でもその言葉をぐっと飲みこんで、
「今めっちゃ大変な気持ちなんよな。わかるよ」と言ってみることにしたんです。

その日は「とりあえず今日はこのページだけ終わらせたらいいことにしようか」と小さく区切って、一緒にどのページをどの順番でやるとラクかを話しながら進めました。
終わったときの「ふぅ…終わった」という顔が、少しだけ柔らかかったのを覚えています。

そして一回目の提出が終わった後、
「次は同じように大変な思いしたらしんどいから、ちょっと計画立ててみる?」と声をかけたら、
意外と「うん、やってみる」と返事が返ってきました。

カレンダーを広げて、
・提出日
・ワークのページ数
・それまでに塾に来れる日数
を一緒に確認しました。

するとその子のほうから、
「先生!塾で2ページずつやれば余裕で終わる!」
「でもこの日は習い事があるから…」
と自分で考え始めました。

その日から少しずつ変化もあり、
「今日はいつもの勉強も早く終わったから、もう1ページ追加でやるわ!」
と自分から言って取り組む日が出てきたんです。

本人が「できそう」と思えたこと、そして何より「先生に決められた」のではなく「自分で考えて決めたこと」という実感が、この子のスイッチを少しずつ入れなおしてくれたのかなと思います。

思春期は難しい時期ですが、子供自身も一番苦しんでいる時期です。
一緒の目線で、一緒に悩んであげる。
そして自分で決めさせてくれる。
そういう関わりが大事なのかもと改めて実感した出来事でした。

参考までに以下ブログも読んでみてください。
生意気でこまる