体で理解、覚える

今日も、午後から勉強会を行います。

テーマは、授業中の机間巡視です。
いかに、子どもたちが自主トレで学力伸長できるか?
そのための、授業中の声かけ・やりとりは、いかにあるべきか?

頭で考える、頭で覚える。
当たり前のことですが、これって、実はよくよく考えて注意しないといけないことがあります。

それは、維持する力。
せっかく理解できた、覚えられたことも、人間の脳は時間の経過と共に忘れるようにできています。

月謝を払って教えてもらったことも、テストが終われば、時間と共に大事な知識が忘却の彼方に…

それでは、いいことになりませんよね。
お月謝を頂く我々にとっても、心の痛むことです。

では、どうすれば?

頭じゃなく、体で覚えさせる、理解させるんです。
え?体育会系じゃんって、返ってきそうですが、体で覚えたこと、理解したことって、失いにくいんです。

いったん自転車に乗れるようになると、しばらく乗らなくても乗れますよね?
頭で覚えてないからですよね?
ペダルは前の方向にこぐものとか、ハンドルは右に曲がる時は右へ回すとか、考えてやってないですよね?

じゃあ、勉強はどうなのか?
同じことがいえるんです。

じゃあ、体育会系に鍛えればいいのかっていうと、そうじゃない。
え?どういうこと?

繰り返す、戻る、つなげる…といった行為を習慣化することで、それは可能になると考えています。

ここでは詳しくは述べませんが、
授業中の机間巡視、子どもたちとのやりとりの中で、いかに繰り返させ、戻らせ、つなげさせるか?

その実際の発問内容・方法を、今日の午後の勉強会でトレーニングします。

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