教材は、生きもの

私の考えですが、教材は生きものだと思っています
苗木から、毎年水をやり年々大きくなっていき、やがて大樹となっていくイメージです

どういうことか?

同じ教材を使い続けることで得られる効果です

昨年あの子に教えた問題を、今この子に教えている
その問題は、一昨年また違う子に教えた
その3人の子の学力をしっかり覚えている
過去の子どものデータが、いっぱい詰まっていきます(先生の脳内に)

同じ問題を何度も使っているうちに、無意識に昨年○○高校に入った子の理解度が、今年その○○高校を受ける子の指導に役立つのです
「この問題の理解がこの程度じゃ、○○高校には受からない」という指導基準が確立され、その子の受験指導に役立てられます

これは、どこにもないリアルな情報源・指導基準となります
教えていて、とても参考になる心強い指標となります
自信を持った指導にもつながっていきます

教材を替えたがる先生がいますが、教材など、どれも同じです
多少の構成の違いはあれど、それよりも、その問題を解いた子どものデータが積まれていく方が、はるかに有用なものとなります

新版の教材に飛びつくようなことはしないで、同じ教材を使い続ける意義は大きいと思います

当塾では、今年度に入り、自主トレ教材を創りながら推移してきていますが、現在「宝物」ができている最中です

今後半永久的に使い続けるでしょう、毎年グレードアップしながら

独自の学習方法