自分から学ぶ(動ける)人になる

“指示待ち人間”・・・ビジネス界で、無用な社会人を意味する言葉ですが、21世紀の社会で活躍しようとする際、このようなレッテルを貼られてしまうと絶望的かと思います。
“モノにあふれる時代”にあって、次に何をすべきか、いちいち指図されないと動けないようでは、お先真っ暗です…ね。

実際、“人工知能AI”の登場に伴い、人間の守備範囲は、その多くをロボットにとって代わられてしまう時代がやってきています。
人間にしかできない能力を身につけないと…。

では、どうすればいいのでしょう?
誰もが幼少期にやった、“ごっこ遊び”の中で培った『主体性』。
この芽を、学業を中心とした取り組みの中で、伸ばし続けられたらどうでしょう?
主体的に行動し、上手くいった経験をたくさん積んだ子は、社会に出てからも、自ずと主体性を発揮するようになります。

成熟化した21世紀、このような主体性にあふれた人材が求められています。
何をやるのでも、「ああしろ、こうしろ」と言われて、「ハイハイ」と行動している間は、従わされている感がつきまとい、本人の自主性・意思・情熱・責任感など育ちにくいものです。

上手くいっても感動は少なく、失敗しても所詮自分は言われた通りしただけ…と経験値・責任感は育たず…。
言い換えれば、「成績が上がったら先生のおかげ、下がったら言われた通りやったのに…」といった調子。

発明の王エジソンの遺した言葉に、「私は失敗したことがない。うまくいかない1万通りの方法を発見しただけだ」と。

失敗することで、「この方法ではダメなんだ」という学びを得ます。
その時点で、既に進歩があり、成功へ向けてまた一歩進んだというのです。
成功は自分の手柄、失敗は自分の責任となったら、どうでしょう?
どっちに転んでも、全て有効な経験値になると思いませんか?

「やった!頑張った甲斐があった、ちょっと自信がついたかも!」
「どうして上手くいかなかったんだろう?何がまずかったんだろう?」などという思いの中から、次なる一手を考えるようになります。
こういう取り組みの連続で、徐々に失敗・成功体験を積み重ねていった子は、自主的に頑張る意義を強く感じるようになります。

いずれ社会に出ても、自ずとその思いを持って仕事に臨むようになります。
人工知能AIに、とって代わられないクリエイティブな仕事ができるようになれればいいですね。

当塾は、教科知識を伝え詰め込み、目先の成績アップを狙わせるような行為をもって授業料を頂くのではなく、上述したような経験値を積む手助けをする関わりで、より長いスパンで、お子様の自主性育成のお手伝いを個別にしていく集団であります。

ですので、「いかに効率良く知識を伝えるか・合理的に詰め込むか」に力点を置いたような、指導形態(集団一斉一律指導or個別指導)ではなく、「いかに、自主的に学習活動を営ませるか」という点にポイントを置く、形態にこだわらない指導を行っています。

とは言っても、塾の門を叩いてくる子のほとんどは、初めから自主的に学習する習慣などありません。
既に勉強嫌いになってしまっているケースも多く、一人ずつ手立てを示していく関わりから始めます。
その手立てとは、”自主性=習慣付け”だと思っています。

当塾の通塾(学習)システムを最大限利用して、学習を習慣付け自主性を個別にひき出して行きます。