その問題、教えてもらうべき?

生徒たちから出てくる疑問・質問・失敗点を、日々データベースに残していると、ふと気づくことがあります。

その観点が「つなげる」ものなのか、「覚える」「練習する」ものなのか…
例えば、計算問題。
2×2=4って、考えるものではないですよね。「ににんがし」と反射で出てこなきゃ話にならない。
でも、子供たちにとっては、理詰めで教えてもらわないとできないと思ってる。
大人にとっては、九九が出てくるようになるまで、死ぬほど繰り返し使ってきたもの。

なのに、教える側に立った瞬間、「2がふたつあるから4でしょ?」なんて理屈をこねだして、子供たちはわかったつもりになって
練習のロット(数・回数)が圧倒的に足りない状態で次に進もうとしちゃう。
だから忘れる。

うわぁ…これって、どう見ても教える側の功罪じゃないかー。

なんてことを、データベースを見ながら感じちゃうわけです。
わかったら次にするべきはその対策。
その子にとって、この問題点は「つなげる」ものなのか「練習する」ものなのか見極めて、それを次の授業に生かすべく、毎日の授業前の打ち合わせで
あーでもない、こーでもないと頭をひねっています。

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